精油を使うときは自己責任で

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こんにちは、Ito です。精油について細々と勉強している一児のママです。

 

アロマスクールに申し込んだとき、精油のサンプルセットをもらったんですが、その中にローズマリーカンファー とスパイクラベンダーがあったのを思い出し、先日ブログに書いた青森ヒバのブロックに垂らして、衣服の防虫剤として使ってみました。  

 

どちらの精油もカンファーの含有率が高めなのが特徴です。 

 

カンファーといえば、クスノキ(Cinnamomum camphora)から採れる樟脳(しょうのう)が、日本では古くから天然防虫剤として使われてきました。有名なのでご存知の方もいるかも? 

 

巷では、クスノキから抽出したクスノキ精油も売られています。この精油もカンファーを多く含みます。(多いもので約50%)

 

以前、クスノキ精油の使用上の危険性に絡んで、EUの消費者安全科学委員会(SCCS)の報告に触れているブログを読んだので、自分でも調べてみました。 

 

参考:

https://ec.europa.eu/health/sites/health/files/scientific_committees/consumer_safety/docs/sccs_o_056.pdf

 

この報告では、EUで販売されている家庭用品の誤飲事例をもとに、誤飲した場合に有害と考えられる原料がいくつか挙げられています。その中には精油も含まれており、具体的にどの精油かというと、パイン、ウインターグリーン、そしてカンファー 。

 

カンファーは、外用薬にも含まれていることが多いです。それは、この成分にそれなりの薬理作用が期待できるからだと思います。

 

が、SCCSの報告では、カンファーについて、経口摂取だけでなく、幼児における皮膚暴露や吸入暴露による毒性の報告も指摘しています。そのような過去の報告を受け、SCCSでは、化粧品に含めるカンファーの濃度を制限すること、3歳未満の子供を対象にした商品にはカンファーを使用しないことを勧告しています。 

 

   

またアメリカでも、カンファーの毒性を考慮し、FDA(日本でいうところの厚生労働省にあたる機関)が医薬品に含めるカンファーの濃度の上限を11%までと制限しています。といっても実際は、輸入品など、その基準から外れている製品も店頭に並んでいるみたいですが。

参考:

A Cluster of Children With Seizures Caused by Camphor Poisoning
BACKGROUND. Isolated cases of camphor-induced seizures have been reported in young children after gastrointestinal, dermal, and inhalation exposure. In 1982, af...

   

    

日本では、クスノキ精油について、「リラックス効果や安眠効果が報告されている」と謳っている販売者もいますが、↑のような事実を考えると、そのクスノキ精油にどのくらいカンファーが含まれているのかで用途がずいぶん変わってきますよね^^; 

 

「リラックス効果」という言葉を信じて芳香浴をしたけど、万が一その精油に含まれているカンファーが高濃度だったら・・・?

 

誤解を招きそうなので付け加えておきたいのですが、こういうことを書いて、「クスノキ精油は危険だから買っちゃだめだよ!」と言いたいのではないです。実際クスノキ精油には防虫に優れているというメリットがありますし。

   

使い方を間違えば害になるのは、どの精油にも言えることだと思います。 

   

大切なのは、購入する際に、その精油について調べてみたり、成分分析表を確認したり、自分が使いたい用途に合っているのかを必要に応じて販売者に相談するなりして、その精油について理解することだと思います。 

   

販売元は、自分が扱っている精油について熟知しているはずなので、詳しく教えてくれると思います。(たぶん)

 

***

  

精油の通販サイトやパンフレットを意識して読んでみると、「精油は自己責任でお使いください」という言葉がおもしろいくらい頻繁に使われているのがわかります。なにか、販売者向けにマニュアルみたいなのがあって、とりあえずこれ言っとけみたいなノリなのかな? 

 

販売者の中には、第三機関による成分分析結果の原本を提示してくれているところもあれば、原本ではないものを提示しているところ、主要成分だけをざっくりまとめたものを「成分分析表」と称して提示しているところ、商品に同封するというかたちで購入後にはじめて提示するところ、成分分析表自体を提示しないところがあります。 

  

以前、ある精油について、どんな香気成分がどのくらい入っているのかを問い合わせた際に、購入した人にしか開示していないと言われ、けれども最後に「自己責任で使ってください」と念押しされた際は、ズコーン!となりました。 

  

  

「自己責任」とは。 

  

 

「自己責任」とは、「自分の行動の責任は自分にあること」。(goo国語辞書より)

     

   

中に何が入っているのかを伝えず、商品を買わせるだけ買わせて、「自分の行動の責任は自分でとってね」って、ずるいなぁと思います。

   

   

   

ということで、話があっちゃこっちゃ行きましたが、「精油を買うときも使うときも、その精油の長所・短所を知ることってやっぱり大事だよね」という話でした。

(無理やりまとめる)

 

 

それでは。

 

Ito

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