アロマテラピーのお話

Blog

こんにちは、Ito です。アロマセラピストになるための勉強をしています。

これからブログをやっていく中で、アロマテラピー絡みの記事やアロマテラピーの良さなどを発信していきたいと思っているのですが、そもそもアロマテラピーについてあまりご存じでない方も少なからずいると思いますので、今日は「アロマテラピーとはなんぞや」ということを書こうと思います。

   

すこし長いですがお付き合いいただけると幸いです。

    

***

     

アロマテラピーのこれまでと今

アロマテラピー(aromathérapie)という言葉自体は、1927年にフランス人化学者によってつくられました。それからの流れをめちゃくちゃざっくり言いますと、その後イギリスにも広まり、フランスでは「医療や治療目的」、イギリスでは「リラックスや美容目的」というかんじで一般的に認知されるようになりました。

日本では1985年にイギリス式が上陸し、そこから約9年後の1994年にやっとこさフランス式が上陸。アロマテラピーという言葉自体ができたのが約90年前ということを考えると、日本におけるアロマテラピーの歴史は意外にもあまり長くはないんですね。しかも医療や治療目的で使用するという点だけで見れば、まだ30年も経っていません。

とはいえ日本でも、リラックスや美容目的はもちろん、がん患者さんの緩和療法や、認知症患者さんに対するケアなど、医療や介護の現場でもアロマテラピーが導入されています。

      

精油(せいゆ)のお話

アロマテラピーは、日本語訳で「芳香療法」と呼ばれます。文字通り「芳香(香り)を使った療法」です。少し言い換えると、「芳香(香り)を使って心身の健康に役立てましょう」というものです。

    

で、この「芳香のもと」になっているのが「精油」と呼ばれるもの。英語では ”essential oil” で、英語のまま「エッセンシャルオイル」と呼ぶこともあります。

   

精油とは、教科書的には「植物から蒸留したエッセンス」と言われています。身近なものを例に挙げると、例えば、オレンジの皮とかハーブの葉をこすると、なんだかいい香りがしますよね。あれは、皮や葉の中で、芳香成分(香りの成分)の入っているちっちゃい袋が、こすったことによってプチプチプチーっとはじけて「なんだかいい香り」がしてくるわけです。精油は、その、オレンジの皮やハーブの葉など、植物に含まれる香りの成分だけをぎゅーっと抽出したエキスを指します。

    

世界にはさまざまな精油があって、各々がその精油特有の作用を持っています。

      

どんな作用かというと、ざっとこのようなかんじ↓

抗菌作用、抗ウイルス作用、鎮痛作用、免疫調整作用、誘眠作用、瘢痕形成、エストロゲン作用、鬱血除去作用、強壮作用、消化促進作用、抗不安作用、抗鬱作用、精神高揚作用、精神強化作用、神経バランス回復作用… etc.

(※これらは精油が持つ作用のほん〜の一部にすぎません。)

  

アロマテラピー では、このような精油の作用を用いて、心身の健康に役立てていきます。

 

   

ホメオスタシスのお話

では、どのようにして精油の香りが心身の健康につながるのか。

   

これを説明するために、私たちのからだの仕組みについて少しお話します。

   

私たちは毎日なにげなく過ごしていますが、身体の中では、「ホメオスタシス(またの名を恒常性)」という仕組みが常に働いています。早口言葉みたいなこの「ホメオスタシス」というのは、一言で言うと「外部(環境)の変化に対して、体内の環境を一定に維持しようとするしくみ」のことです。

   

例えば、夏の暑い日、外の気温が暑いと、体の熱を外に出すために汗をかく。これがホメオスタシスです。

例えば、食事を摂った後、上昇した血糖値を正常に戻すためにインスリンを分泌する。これがホメオスタシスです。

例えば、ウイルスや病原菌が体内に入ってきたら、それらを攻撃する。これがホメオスタシスです。

    

で、このホメオスタシスは、自律神経・内分泌(ホルモン)・免疫が連携して成り立っています。なので、これら3つがバランスよく連携している=ホメオスタシスが正常に機能する=健康!!と考えるとイメージがつきやすいかもしれません。

逆に、なんらかの要因によってこれら3つがうまく機能しなくなると、心身の不調につながります。例えば、ストレスが溜まりすぎて自律神経のバランスが崩れ、その結果免疫力が低下して風邪をひきやすくなってしまう、など。

    

       

で、精油の香りは、まさにこの自律神経・内分泌・免疫の3つに働きかけるんですね。

「ただの香りでしょ?」って思うかもしれませんが、香りを感知する嗅覚って実はすごくて。香りを嗅いだことによって、その香りに含まれる芳香分子が脳に伝わり、自律神経・内分泌・免疫それぞれに影響を与えます。これによって、心身の健康に役立てることができるのです。

       

たとえば。

  

リラックス効果を期待できるといわれている「ラベンダーアングスティフォリア」という精油があります。ラベンダーアングスティフォリアには「酢酸リナリル」という芳香成分が入っているのですが、この酢酸リナリルには、「セロトニン」を分泌させる作用があります。そしてこのセロトニンには、「心のバランスを整える働き」があります。

ちなみに、セロトニンが不足してしまうと、うつ病や睡眠障害などを引き起こす原因になると考えられているので、そのくらいセロトニンは心のバランスを安定させる上で重要なものです。

      

で、ラベンダーアングスティフォリアの香りを嗅ぐことによってどうなるかというと、

ラベンダーアングスティフォリアの香りを嗅ぐ→ラベンダーアングスティフォリアの「酢酸リナリル」が鼻から脳に伝わる→脳が、「酢酸リナリルだー!セロトニンを分泌せよ!」と信号を送る→セロトニンの分泌が促進される→心のバランスの安定につながる

ということになります。

    

       

いや、すごいですね、香りって!!(無理やりまとめる)

       

***

      

「すごい」という陳腐な言葉でしか形容できなくてなんとも恥ずかしいのですが・・・精油の作用や香りが身体に与える影響、そして、繰り返しになりますが、アロマテラピーは心身、つまり身体面だけでなく精神面のケアにも役立てることができるということを知ったとき、私は単純に「すごい!」って思いました。なんというか、果てしない可能性を感じました。多くの人の役に立てられる可能性という意味で。これはアロマテラピーを勉強する動機にもつながってくるのですが、だからこそ、About のページにも書いたように、自分だけのために使うのはもったいないと思って。アロマテラピーの知識や技術を身につけて、心身の疲れを感じているママさん、治療をがんばっている患者さん、施設のおじいちゃんおばあちゃんなどのケアに携われたらいいなと思って、勉強しようと決めました。

   

ということで、最後話が若干逸れましたが、そんなかんじです。(無理やりまとめる)

   

おうちでできるアロマテラピー

ここまで読んでくださりありがとうございます!最後におうちでできるアロマテラピーの例を挙げて終わります!

     

アロマテラピーの代表的なアプローチとしては、①精油の香りによって嗅覚を刺激する、②精油を植物油とブレンドして皮膚に塗るという2種類のアプローチがあります。(※世間には経口摂取している人もいるみたいですが、このブログではこの2種類に絞ります。)

  

<おうちでできるアロマテラピーの例>

・ティッシュやハンカチに精油を垂らして香りを嗅ぐ

・ディフューザー やリードなどを使って香りを拡散する

・キャンドルとして使う

・ルームコロンや掃除用スプレーとして使う

・バスオイルや石鹸など、バスグッズとして使う

・化粧水など、スキンケアとして使う

・マッサージオイルなどに使う

            

性質上、禁忌や注意事項が定められている精油もあるため、使用には注意が必要です。けれども使用方法や使用量を守りさえすれば、普段の生活の中で気軽にアロマテラピーを楽しむことができます。このブログでも、実際に私が試したことを中心にご紹介していきますので、ご参考になれば幸いです。

     

***

    

ということでアロマテラピーについてまとめてみましたが、実際のところ、嗅覚や皮膚と脳のつながりなど、知れば知るほどとても奥深くて。私自身まだまだ勉強中の身なので、これから勉強していく中で新たに得た知識を自分の中でしっかり吸収、消化して、かつ読者のみなさんにとっておもしろそうな情報があれば、改めて自分のことばで随時ご紹介してしていきたいと思います。

  

次回のテーマは『精油の選び方』です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

   

それでは。

Ito

 

〜ブログランキングに参加しています〜
お読みいただきありがとうございます。
いいね!と思ったら
ぽちっ!としていただけると
嬉しいです。
にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ

Blog
Ito's Blog

コメント