『手の治癒力』

Blog

こんにちは、Ito です。1歳11ヶ月の娘がいます。最近、朝ご飯を食べていると隣に座っている娘が「ママ手出して〜」と言って手を握ってきます。同じことを夫にもします。ニコニコです。3人で食事できる唯一の時間だから嬉しいのかな?

    

***

  

数ヶ月前に買った『手の治癒力(著・山口 創)』をやっとこさ読み終えました。コロナの影響で保育園をお休みしてからというもの、仕事と娘との時間でいっぱいいっぱいで全然読めていなかった。(言い訳)  

   

この本が出版されたのは2012年ですが、当時の時代背景には8年経った現在でも通ずるものがあり(ストレス社会とか)、あとは、「触れ合うことの大切さ」が普遍的なものだからか、書いてあることにまったく「古さ」を感じず読み進めることができました。

 

ひとつ衝撃だったのが、2012年当時で「自殺者数は毎年2万人超え、そのうち1%が小中学生」という事実。現在はどうなんだろうと思って警視庁のウェブサイトを見たら、2012年から2019年にかけてその数は減少傾向にあるものの、それでも2万人代ということは変わらず。小中学性の割合は見えてこなかったけど、2019年における10代の自殺者数は過去最悪という結果。原因で最も多いのは「学校問題」とのことでした。こういう統計を見ていると、やっぱり母親目線になっている自分がいて、「将来自分の子は大丈夫だろうか・・・」とか思ってしまう。 

  

そんな、10代のときから「生きづらさ」を感じてしまう人たちが多い時代で、その背景には例えばSNSによって直接的な人とのつながりが減ったことがあって、だからこそ、今、直接的なつながり=触れ合いの大切さを見直す必要があるよね、と再認識させられる、そういう本です。そしてその大切さを、触れ合いや皮膚と脳に関する国内外のさまざまな研究・実験をもとに、著者が自身の見解を述べながら解説してくれています。

  

著作権があるので実験内容についてはここで詳しく書きませんが、日本語訳で易しく解説されているので理解しやすかったです。また、これから自分の手を使って仕事をしていこうと思っている私にとっては、「手で触れることによる可能性」を知るいいきっかけになりました。ただ、個人的には、この本に書かれている実験内容を読んで「なるほどな〜」で終わらせちゃいけないとは思った。というのも、この8年間でさらに新しい実験が行われていると思うし、なにより、実際の文献を読んで初めてその実験の全貌をつかめるんじゃないかなと思うので。なので、これを機にこういう情報もインプットしていきたいなと思った。これは今後の自分への宿題でごあす。 

   

それから、読み終えてから強く思ったのは、「娘ともっとスキンシップしよう」ということ。歩けるようになってから抱っこする機会が減ったし、自分でできることも増えた分、手を貸す機会も減ってきていて。「楽になったな〜」なんて思っていたけど。親としてできることってたくさんあるけど、この本の言葉を借りると、「自分がこの世に生まれて生きていてくのに値する存在であること」を子供の中に植え付けることがとても大切で、そのためには言葉や態度で愛情を伝えることや、触れ合うことを疎かにしてはいけないなと改めて感じました。

      

出産前は、着るものや寝具を揃える方にばかり目がいっていたけど、本当ならあの期間にこういう類の本を読んでおきたかったなと思います。病院の産前教室でもこういうテーマの回はなかった気がする。とっても大切だから取り入れるべきだと思うんだけど、病院によるのかな?とりあえず今回触れ合いの大切さについて気づくことができたので、「手で仕事をする立場」としても「子供がいる立場」としてもこの本に出会えてよかったし、そんなわけでこの著者を紹介してくれたアロマスクールの先生にも感謝!

    

最近、「ちょっと待って!」と言ってしまう場面がやたら増えていたので、娘が甘えてきたら一旦手を止めて、ぎゅ〜っとしてあげたいと思った今日この頃です。

   

    

それでは。

Ito

〜ブログランキングに参加しています〜
お読みいただきありがとうございます。
いいね!と思ったら
ぽちっ!としていただけると
嬉しいです。
にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ

Blog
Ito's Blog

コメント